離島に興味を持つきっかけに〜離島への留学制度〜

みなさんは、離島へ訪れたことがありますか?住んでいる地域からそう遠く離れていないところに離島があったならば、比較的小さな頃から馴染みがあるかもしれませんね。また、観光地として興味を持ち、旅行として訪れたことがあるという人もいることでしょう。

しかし、そういったきっかけがなければ、なかなか行く機会に恵まれない場所でもあると思います。

実は、離島で小学生のうちから色々と体験できる制度を整えている島があるのですが、ご存知でしたか?
それは、鹿児島県にある種子島です。

種子島のイメージといえば、宇宙。そう、ロケットの打ち上げですね。種子島には1969年に設立された種子島宇宙センターがあり、そこにはロケットの発射場などが設けられています。テレビなどで打ち上げの様子を見た経験がある、という人も多いのではないでしょうか。

*種子島の留学制度
種子島の中でも、南に位置する南種子町には「南種子町宇宙留学制度」があり、小学生が実際に種子島へ行って1年間生活することができます。このうち、完全に親元を離れる里親留学もありますが、家族まるごと種子島で生活をすることもできるんです。子供だけでは低学年なので少し心配であったり、自分もぜひ島の生活を味わいたいという場合には活用したいですよね。

留学すると、ロケットの打ち上げの様子を見学することができるだけでなく、比較的少人数の中、種子島ならではといった貴重な体験もすることができます。また、中種子町でも「たねがしま留学制度」が行われており、こちらも小学生を対象とし、1年間の留学生活の中で多くの学ぶ機会を得ることができます。

離島に憧れてはいるものの、実際に住むとなるとどのような生活になるのだろうと不安に思う部分は少なくありません。しかし、小さな頃の体験があれば、島の暮らしもイメージしやすく、より親近感が沸くのではないでしょうか。

離島ならではの良さを知り、そこで何か出来ないかと考えることで人が集まり、医療も充実してくといった好循環が生まれることを期待しています。

<参考>
南種子町 南種子町宇宙留学制度
http://www.town.minamitane.kagoshima.jp/education.html

中種子町 たねがしま留学
http://town.nakatane.kagoshima.jp/nakatane08/nakatane02.html

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