今年始まったセルフメディケーション税制、離島では使えそう?

誰でも病気や怪我はしたくないものですが、どうしても避けられないことがあるものです。しかし、医療は受診や通院に時間もかかりますが、費用もかさんでしまいますよね。

 

これまで各家庭における医療費を軽くする手段として、高額療養費制度や自己申告による医療費控除などがありました。そして、平成29年からはそれらに加えて、セルフメディケーション税制が導入されています。

色々とメディアで取り上げられていましたので既にご存知の方も多いかと思いますが、もう一度おさらいしておくと次のような制度になります。

 

●セルフメディケーション税制とは?

健康維持や病気に対する予防という観点から、病院にかかる前に市販薬を活用しようという取り組みです。対象となる薬については購入する前に確認が必要ですが、年間1万2000円を超えた金額について上限はありながらも控除を受けることができるようになりました。

これまでの医療費控除と比べると基準の金額が低く設定されているので、より使いやすい制度だと言えますが、従来の医療費控除と併用することはできないので、この点については1年終わった後にどちらが得か比較して申請する必要があります。

みなさんは、市販薬が必要になった時にどこで購入しますか?おそらく、多くの方はドラッグストアを思い浮かべるのではないでしょうか。

といはいえ、ある程度の街の規模ならまだしも、離島にドラッグストア…?

なかなか結びつかないかもしれませんね。

 

●離島で展開しているドラッグストア

ある程度の大きさの島であれば、ドラッグストアが進出しているところもあります。例えば、リゾートとしても人気が高い石垣島や宮古島にはドラッグストア モリが、北の最果て利尻島には札幌ドラッグストアーが島民の生活を支えてくれています。

 

怪我や病気はいつ起こるかわからないですから、いざというときに手に入る環境というのはとても有り難いことですよね。店舗を構えることで、本土よりもコストや手間がかかることがあるかもしれませんが、島民の人口や観光客が多いところあれば、他社の参入がないということはとても有利な条件ではないでしょうか。

 

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