離島医療情報ネットワークでは以前、小学生を対象とした離島への留学制度をご紹介しました。
離島に興味を持つきっかけに〜離島への留学制度〜
https://remote-health.net/islandstudy.html
小学生というと、まだ自分の気持ちだけでなく親の意思や判断も大いに入る年頃ですよね。その後、色々な経験を踏まえて思春期と呼ばれる中学生になると、将来を見据え、自分の意志で進学先を決めるようになっていきます。
そんな多感な時期に、離島で学ぶことができる高校をご紹介します。
まずは、ご紹介したこともある海士町の隠岐前高校ですね。こちらでは、勉学のほか、多くの部活動も盛んです。
そして、離島が多い長崎県にも、留学制度があります。
五島高校、対馬高校、壱岐高校が対象であり、特に壱岐高校は6割以上が県外出身者です。
それぞれの高校が強い特色を打ち出しているのも魅力的ですね。
五島高校には、スポーツ理論を深めるスポーツコース、韓国語を学びたいのであれば対馬高校の国際文化交流コースへ、そして中国語であれば壱岐高校の東アジア歴史・中国語コースが最適です。
また、昨年度からは東京都の伊豆諸島に浮かぶ神津島でも留学制度を取り入れ始めました。これまで島外からの入学は可能であったものの、保護者も一緒であるなどの条件がありハードルが高かったのですが、それが緩和された形になります。
留学する高校生は、島内のホストファミリーのところでお世話になることから、身の回りのことは自分でするという、生活面における自立への期待も高まります。
親元にいるとどうしても甘えてしまうものです。自分の将来のことを考えて行動するとともに、自分のことに責任を持てるような大人へと変わっていく時期にはとても良い経験ができるのではないでしょうか。
長崎県 高校生の離島留学制度
https://www.pref.nagasaki.jp/bunrui/kanko-kyoiku-bunka/shochuko/ritoryugaku/
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