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竹富町のゴミ事情への取り組みと医療体制

私たちが毎日、出しているもの。それはなんでしょうか?
色々と思い浮かぶものはあるかと思いますが、「ゴミ」もそのうちの一つですよね。

何かを購入するときに発生する包装紙や袋類、容器など私たちの周りにはそれほど時間を経たずにゴミとして扱われるようなものが溢れています。中には、本当にそれは必要なの?と思いたくなるような類のものもありますよね。

そういったゴミ、どうしていますか?
家庭から出たゴミであれば、決まった曜日に収集車が来てくれますね。また、外出先で発生したものであれば、街中のゴミ箱に捨てることでしょう。産業廃棄物なども、決められた業者にお願いすることになりますね。

ゴミは焼却炉で燃やされたり埋め立てされるわけですが、それには多くのお金と場所が必要となります。そのため、日本全国、どこの自治体であっても少なからず、ゴミに関する問題は抱えているものですが、それは離島でも同じこと。むしろ、より事態は深刻です。

離島内でゴミを何とかしようとするのであれば、そこにゴミ処理場を作らなくてはいけません。とはいえ、離島は敷地面積にも限りがありますし、何より建設費用やランニングコストは莫大です。

島内で処理できないのであれば、島外へということになりますが、こちらも輸送コストがかかりますし、何より頻繁に回収してくれるわけではありません。

夏の暑い日などは、悪臭や衛生面での問題にも頭を悩ませます。

●竹富町の場合

沖縄県竹富町は、石垣島に近接しており、イリオモテヤマネコが生息する西表島や日本最南端の有人島として知られている波照間島などを含む島々からなる町です。訪れるには、羽田空港や那覇空港から石垣島へアクセスし、それから目的とする島まで高速フェリーで向かうことになります。

この美しい海が広がる竹富町では、ゴミを4つに分別しています。そのうち、生ゴミは収集しません。公民館などに設置されたTRASH(トラッシュ)に、自分で投入するのです。

TRASHは密閉式の容器で、ここに入れられたゴミは微生物が処理してくれ、いずれ土にかえります。方法も、ゴミを入れるだけなので至って簡単です。環境への配慮やコスト面でのメリットが大きいTRASHは、竹富町だけではなく、ほかの自治体等でも導入されています。

●海から流れ着くゴミ、観光客が残したゴミ

同じく、竹富町のホームページを見ると、海洋清掃のゴミ処理について記載もあります。海岸漂着物というのは、産業廃棄物なので基本的に島内で処理することができません。

しかし、地域の団体等で行う海岸清掃については、処理場のある石垣島への輸送するコストを、自治体が負担してくれるというシステムがあります。離島ならではといったゴミ事情が垣間見えますね。

何もゴミを生み出しているのは、島内の住民や海から流れ着いたものだけではありません。観光客もゴミ増大の大きな要因の一つとなっています。

●竹富町の医療体制

竹富町にはいくつかの診療所と歯医者があります。

もちろん、それらの医療機関は24時間やっているわけではないので、夜間や休日に発生した緊急時、すぐ対応することは難しいのが実情です。さらに、島内では治療に限界がある場合は、海上保安庁のヘリコプターで輸送することになるのですが、それにも多くの時間がかかってしまいます。

そのため、自分の体を自分でケアするということが基本だということは、ほかの離島と同様です。

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