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瀬戸内海に浮かぶ豊島の素晴らしさとは?

瀬戸内海に浮かぶ島といえば、オリーブで有名な小豆島やアートの島として名高い直島が有名ですが、それらのちょうど中間に位置するのが豊島(てしま)です。また、豊島は本州の岡山県と四国の香川県の間にも位置していますが、島が属しているのは香川県小豆群になります。

 

そんな豊島へのアクセス方法はいくつかあり、岡山県の宇野港や香川県の高松港からフェリーで渡る方法や、一旦、直島や小豆島を経由して渡る方法などがあります。近隣には豊島以外にも素晴らしい島が広がっていますので、いくつか訪れてみるのもいいかもしれませんね。

 

島内はぐるっと一周しても20キロほど。レンタサイクルやレンタカー、宿泊施設もありますので、ゆっくり豊島を堪能することもできます。

 

●アートを身近に感じられる豊島

豊島ではアートに触れる機会がたくさんあります。

棚田の一角を利用して作られた豊島美術館は風邪や光を感じることができる、とても不思議な空間です。また、心臓音のアーカイブでは、普段はあまり意識することのない心臓音を聞くことができるところになります。自分の心臓の音を聞くこともできるので、興味がある方は試してみてもいいですね。

それ以外にも、島の至る所でアートを感じることができるのが豊島の魅力です。

●訪れたなら堪能したい食が満載の豊島

豊島では、瀬戸内海の恵まれた海産物が堪能できます。また、島内ではいちごやレモンなどの農作物も栽培されていますので、これらの食材を使ったレストランや甘味処も充実しています。

単に食事を楽しむだけではなく、建物自体がアートスペースになっているところもあるので、目で舌で楽しむことができそうですね。

 

●豊島の医療体制

島内には豊島診療所とその唐櫃出張所がありますが、診療時間はとても短く、週に数日ほどしか空いていません。また、島内にはバスもありますが、やはり主な交通手段は車です。しかし、車を有していない島民も一定数いますので、計画的に移動を考えなくてならないという問題点があります。

 

そのため、定期的に島外の病院で診察を受ける必要性も出てきますが、その場合はフェリーの代金に加え、船を降りてから病院までの交通費もかかってくるので負担増は避けられません。

救急時の搬送についても体制が整っているとは言い難く、解決すべき課題は多いといえるでしょう。

 

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