へき地医療

離島で暮らすこどもたちの医療を支えるネットワーク

離島には病院や診療所が複数存在していないところも多く、そこで診察をする医師が一人だけということもあります。必然的に、どのような患者さんが来ても対応できるような診療に迫られますし、実際にそのような患者さんの来院が多数を占めています。

 

そのため、より専門的な治療が必要となった時には、離島から本土へと移動して診察を受けなければなりません。もちろん、小さなお子さんであっても、例外ではないのです。

 

そういったときの親御さんの不安な気持ちは計り知れないものですし、当然、一緒に付き添っていかなければなりません。付き添いで生じる負担は大きく、特に入院となると、そこでの滞在費ものしかかってくることになります。

 

 

鹿児島大学病院内に事務局を構えるNPO法人こども医療ネットワークでは、離島やへき地で生活している子供達が、なんらかの理由でもっと高度な医療を受けなければならなくなったときの様々なサポート活動をされています。

具体的には、入院や通院時の費用の支援や、不安に思う気持ちを受け止めるための生活相談会の実施、また、医療従事者側に対しての研修や交流などが行われています。

 

これらに加え、病気で入院したこどもたちがいた場合、付き添いの家族は近隣の宿泊先を探してそこで生活しなければならず、大変な思いをします。そういった部分のサポートも行っており、アクセスの良い場所に鹿児島ファミリーハウスを開設しています。こちらは人数にかかわらず、1泊1,000円で利用することができます。

 

特に、難病と言われるこどもたちは、高度な治療を受ける回数は一度きりということは少なく、何度も離島と本土を往復する必要があるでしょうし、それに伴って家族の負担も増大していきます。身体的に疲弊してしまっている上に、金銭的にも厳しい思いをする前に、少しでもサポートできるこの活動は素晴らしいものですよね。

このように、何かあった場合のサポート体制が整っていれば、離島で安心して暮らせる要素になるのではないでしょうか。

 

<参考>

NPO法人こども医療ネットワーク

http://www.kufm.kagoshima-u.ac.jp/~ped/kodomoiryo/

 

 

関連記事

  1. 医療従事者への奨学金制度〜鳥取編〜
  2. 離島での出産を支える制度とは?
  3. 離島・へき地医療の先生がなぜ凄いか?
  4. 県全体で離島の医師不足を補おうとする長崎の取り組み
  5. 災害時多目的船としての役割が期待されるブルードルフィン
  6. 離島で一番の人口を誇る淡路島…しかし子どもが産める病院は、なんと…
  7. 日本最北の離島の医療はどうなっているのだろう?
  8. Drコトーの島に行ってみた!~瀬戸上先生の金言に触れる旅

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

記事ランキング

最近チェックした記事

まだありません

サイト情報をキャッチ

Push7でプッシュ通知を受け取る:


FeedlyでRSS購読をする:

SNS
 

>> プッシュ通知やRSSについてはこちらをご覧下さい

ピックアップ記事

離島医療

へき地医療

QRコード

このQRコードで当サイトTOPページが見れます
PAGE TOP