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“じょうもん留学”ってなんだろう?貴重な体験ができる屋久島町の留学制度

子供をもっと違った環境で学ばせたい。短い間でもいいから、思いっきり貴重な体験をしてほしい。親なら一度は、こんな思いが頭をよぎるのではないでしょうか。
 
鹿児島県屋久島町には、小学生や中学生という伸び盛りのお子さんを対象とした留学制度があります。その名も、“まんてん留学”“かめんこ留学”“南海ひょうたん島留学”“じょうもん留学”。

ネーミングも素敵で、「どんな制度なんだろう?」と興味がわいてくるものばかりです。
 
●屋久島町とは?

鹿児島県にある屋久島町は、屋久島と口永良部島から構成されていて、すぐ近くには種子島が浮かんでいます。

本土からは60kmほど離れていますので、主な交通手段は航路になりますが、屋久島には空港があるので飛行機で行くこともできます。
 
屋久島といえば、やはり思い浮かぶのは屋久杉や世界遺産といった言葉ではないでしょうか。その名の通り、とても自然豊かな地域で、ここでしか見られない光景が広がっています。

また、温泉や海水浴場、ダイビングなどのアクティビティも充実しているので、普段はできないような体験をすることもできることでしょう。
 
食については、海に囲まれているので海産物は豊富です。特に、首折れサバやトビウオといった他ではあまり見られないような食材や、マンゴーやパッションフルーツなど温暖な地域で取れるフルーツ、焼酎の生産も盛んです。
 

●屋久島町の医療制度

屋久島には、徳洲会病院とはじめとした診療所や歯科医院が10箇所ほどあります。また、口永良部島にも診療所があるので比較的、受診しやすい環境ではないでしょうか。
 
ただし、これからご紹介する留学制度において屋久島町の乳幼児医療費助成制度は使えません。しかし、通常、健康保険証を使って受診したときの負担で診察や治療を受けることはできます。


 
●気になる留学制度

いろいろな名前の留学制度がありますが、“まんてん留学”“かめんこ留学”“じょうもん留学”は小学生を対象とし、“南海ひょうたん留学”は小、中学生を対象としています。

いずれも里親型となっており、子供だけが屋久島へ行き、そこで出会った里親のところで生活しながら学校に通うことになります。7万円/月が必要となりますが、一部、町で負担してもらえます。
 
受け入れ人数はそれほど多くありませんが、気になる方は屋久島町のホームページなどをチェックされてみてはいかがでしょうか。
 

関連サイト
屋久島町ホームページ
http://www.town.yakushima.kagoshima.jp

 

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