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隠岐諸島で医療を学ぶことができる看護研修があるらしい

島根県に属する隠岐諸島は、本土から約50〜60キロ前後はなれた場所にある島々です。小さなものも含めると200近い島があるのですが、そのうち人が住んでいるのは4つ。どれもが、隠岐諸島の中では大きな島ばかりです。

隠岐諸島については、これまでも離島ネットワークで何度か紹介しましたので、そちらの記事もご覧になってみてくださいね。

 

以前の記事はこちら↓

自然エネルギーの安定供給を目指す隠岐諸島での取り組み

https://remote-health.net/okinoshima.html

なぜ離島に若者が住まないのか?Iターン者を集める人気離島から考える、離島復活のヒントとは!

https://remote-health.net/iturn.html

 

今回は、4つの島のうち西側に位置する西ノ島について取り上げてみたいと思います。この辺りは、年間を通して比較的、温暖な気候で過ごしやすく、漁業や畜産のほか、観光業などが盛んなところです。

 

地形も素晴らしく、展望所から眺める景色は大自然を感じることができますし、観音岩など魅力的な岩と日暮れのコラボレーションは息が止まるほどです。

また、海水浴場やキャンプ場もありますので、夏にはもってこいの遊び場でもありますね。

観光業も盛んだということで、マラソンやコスプレイベントなど、観光客を呼び込むイベントも積極的に開催しているそうです。

 

西ノ島には残念ながら空港はありませんので、訪れるには、本土からフェリーまたは高速船で渡ります。ちなみに、隣の島後には空港がありますので、こちらも訪れる予定があるのであれば、飛行機の利用を検討してもいいかもしれませんね。

 

 

西ノ島を含む島前の医療において中核を担っている隠岐島前病院では、離島看護を学ぶことができます。

離島における医師向けの研修は比較的多く見かけますが、看護師の方に特化した研修というのはそれほど多くないように感じます。

 

研修コースは、主に病棟看護を中心に、各診療科に関わる業務を学ぶことができる山コースと、外来や訪問看護をメインに、広く診療科を学ぶことができる海コースの中から選ぶことができ、期間は一年間となっています。

 

また、それとは別に、こちらの病院では隠岐での暮らしや医療に興味がある方々を対象とした数日間の体験学習も募集しています。希望があれば夏季限定ですが、ダイビングやカヌーなどのレジャーも体験することができるそうですよ。

その土地の魅力を知るには、実際に訪れて肌で感じるのが一番。

島の暮らしのイメージがわかないという方には、素晴らしい機械を与えてくれそうですね。

 

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